結婚式当日はウェディングドレスとカラードレスだから、前撮りは”和装”も着たい!
こう思われる花嫁さんも多いみたいです。
でも、何となくこんなイメージがありませんか?
「和装は高い・・」
そうですね。一般的にはドレスと比べると、和装の前撮り費用の方が料金が大きい場合があります。
今回は内容は、
「前撮りで和装を着たいけど、料金が20万以上かかりそう・・やっぱりやめよう。」
と思っている花嫁さん向けです。
■ CONTENTS
熊本で和装前撮りを節約する方法
いろんな方法はあるのですが、お二人の場合はどうすればいいのか?という点も踏まえてご案内していきます。
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動画で手っ取り早く知りたい方はこちらの「和装前撮りを安くする方法」をご覧ください。
前撮りで和装が高くなる理由
一般的な式場で前撮りしようが、フォトスタジオで前撮りしようが、和装の方が高くなる理由って共通していることがあります。
それは、次の項目がドレスと比べて料金が異なるケース・追加される項目があるからです。
①和装のレンタル料金
②和装の小物類レンタル料金
③和装の着付け料金
④カツラやかんざしが別料金
和装のレンタル料金
式場価格を参考にすると、
色打掛10万円〜、紋付袴6万円〜(前撮りのみ利用する場合は金額の30%〜50%割引)
※式場によって当然価格や値引率などは異なります。
この「10万円〜」というのも、選ぶ和装のランクによって15万円になったり、20万円になったりします。
そこから、〇〇%の割引が入って〇〇万円になる。という感じですね。
和装の小物類レンタル料金
草履や足袋などを含めた和装の着付けに必要な小物などが含まれています。
衣装店の中には「足袋は購入」というケースもあります。
料金がかかる式場では1万円〜2万円が見積もりに加算されます。(割引やサービスになる場合もあります)
和装の着付け料金
婚礼業務を行なっている美容室では「和装の着付け」を美容師さんができる場合もありますが、
「和装の着付けはできない」という美容師さんもいます。
この場合、着付けの先生と呼ばれる方に頼む形になります。
すると、必然的に和装の着付けに費用がかかる。ということなんですね。
ちなみに、ブライダルのヘアメイクさんは100%美容師ではないこともあります。美容師免許を持っていないヘアセットができる人もブライダル業界に普通にいます。
かんざしやカツラは別料金
実は「かんざしやカツラ」にも上質な品物とそうでないものもあるんです。
髪結いさんがオーダーで作っているものもあれば、利用しやすいように安価なものもあるんですね。
初めて見る新郎新婦さんには、この品の違いは分からないことも多いかもしれませんが、ご両親やご年配の方、着物(和装)に精通されている方が見ると「お、いいのつけてるね!」と賞賛されると思います。
これはヘアメイクさんによって変わってくる項目でもあるんです。
式場で頼むと20万以上になった場合
先ほどの項目を選んでいくと、和装の前撮りを行う場合20万円以上必要になる場合も少なくありません。
質のいい和装を選ぶと当然それ以上になることもありますが、高いか安いか判断するのは新郎新婦さんによって変わると思います。
その中で「前撮りで和装を着たいけど、料金が20万以上かかりそう・・やっぱりやめよう。」
と思われた方、心残りになりませんか?
実はこんな方法もあるんです。
和装前撮り費用が半分以下にできる方法
結論から言うと「和装だけ式場に頼まないで撮影する」という方法です。
わかりやすく言うと「フォトウェディング」のプランがある衣装店、フォトスタジオで撮影すると言う方法です。
実際どのくらい料金が違うかと言うと、
安いプランの場合、3〜4万円ほどで撮影できます。
「え?20万って言われたのが・・3万??まじ?」
はい、残念ながら本当です。
このプランの場合はスタジオ撮影で和装を着て1カット。と言う場合もあれば、5万円前後で100枚ほど手に入るプランもあります。
あとはお二人が「どうせなら〇〇も頼みたいね」と思わなければ、この金額で撮影することができるんですね。
料金重視の方には有効な方法の一つですね。
和装ロケに行きたい人
そんな花嫁さんはロケーション撮影プランに目がいってしまいますよね?
その場合、和装のロケーション撮影を行なった料金+式場でドレスの前撮りする料金が、前撮りする費用の総額になります。
すると、どうでしょう?
「あら、結局・・数万円しか変わらなくない?」
となる場合もあります。
ここで重要なポイントです。
和装の前撮りで何を優先する?
もし、ロケーション撮影ができて費用を優先したい場合は、少しでも安くできる方法(和装だけ別撮りする)のが賢明な選択肢になると思います。
差額も3万〜5万円ほどでも、されど3〜5万円です。毎月の給料が5万円違ったら・・なんか買っちゃいますよね?
ただ、後半の「写真の雰囲気と和装の質」を重視している花嫁さんの場合、
この3万〜5万円の差よりも、本当にこのカメラマンに撮って欲しい。この和装が絶対に着たい。と言う部分を大切にしてくださいね。
と言うのも、例え3万違ったからといって節約に走った場合、、もし、あとで後悔することになったら嫌じゃないですか?
結婚式の費用は総額で調整することができますので、3万円高くても別の部分で調整して、和装は好きに選ぶ方が断然いいと私は思います。
全て同じ撮影会社へ頼む方法
確かに、前撮りを式場と別撮りをするとなると、日程の確保や前撮りの打合せや準備が2倍になると言うことです。
平日に休みをとれる方、土日しか休めない方、2人の都合がなかなか合わない方もいらっしゃいますよね?
このように、別撮りすることが難しい、ロケは行きたいけど、金額だけではない「お二人の都合」も考えなくてはいけません。
一般的に前撮り日程を決める場合、次の項目が合った日を選ぶことになります。
・お二人の休日
・カメラマンが空いている日
・美容師(ヘアメイク)の着付けが空いている日
また、和装の時にご両親が見たい。と言うケースもあるでしょう。
そんな場合、日程を優先することになりますね。
となると、できれば1箇所(1日)で済ませれるなら越したことはないと思うはずです。
そんな場合は、
・全ての衣装を別撮りする
・式場のドレスと和装をフォトプランでレンタルして撮影する
・和装だけ別撮り+ドレスは当日撮り(結婚式の日)
・全ての衣装を別撮り+当日撮り(結婚式の日)
という選択肢があります。
ここで「当日撮り」という言葉が出てきました。
当日撮りとは、結婚式当日に前撮り撮影みたいな婚礼写真を撮影することを言います。
なぜ、当日撮りなのかと言うと、式場で撮影する婚礼写真(前撮り写真と同じ)が残せる。と言うことです。
具体的には「チャペルで撮影」「大階段で撮影したい」など、式場でしか撮影できない写真があります。
全て別撮りにしてしまうとチャペルの写真が残せないデメリットが生まれるからです。
新郎新婦さんによっては、「絶対チャペルで撮影したい!」という方もいれば「いや、当日はチャペル式だから写真はそれでいい」という方もいらっしゃいます。
ここは、先ほど申し上げた「お二人が何を優先するか?」と言う部分が選択肢の分かれ道ですね。
では、先ほどの選択肢がありましたが、どんな場合にどれを選ぶべきなのかをお伝えします。
全ての衣装を別撮りする
この場合、こんな新郎新婦さんにオススメです。
・和装でロケーション撮影したい
・1日で終わらせたい
・特に式場で撮らなくてもいい
・写真や衣装を優先したい
前項に述べた「チャペル(式場)」の写真は残せない場合もありますが、実は式場さんによって外部カメラマンでも撮影ができる式場もあります。
これは式場の規則によってことなりますので、事前に確認してみましょう。特に式場での撮影は望んでいない方は和装も着れて費用も比較的節約に繋がることが多いです。
式場のドレスと和装だけフォトプランでレンタルして撮影
こんな方におすすめな方法です。
これは式場でレンタルする予定のドレスで、別撮りするフォトスタジオ(カメラマン)で和装だけレンタルする。という方法ですね。
この方法ができるとこもあれば、できない式場やフォトスタジオもありますが、式場でレンタルするドレスで前撮りしたい!ということを優先したい花嫁さんにとっては有効な方法です。
和装だけ別撮り+当日撮り
この場合、こんな新郎新婦さんにオススメです。
・絶対に和装を撮りたい(ロケーション撮影したい)
・できる限り費用を抑えたい
・式場(チャペル)でも撮りたい
・そんなにたくさん写真はいらない
という方には、和装だけ別撮りして残りは結婚式当日に撮影する。という選択肢です。
さらに、最も費用を節約できる方法だと思います。
当然ですが、残る写真は一番少なくはなりますが、日程優先・費用優先な方には良い選択肢だと思います。
全ての衣装を別撮り+当日撮り
一番少ないかもしれませんが、こんな方にはおすすめです。
・全部の衣装でロケーション撮影したい
・でも式場のチャペルでも撮りたい
・前撮りで撮って欲しいカメラマンがいる
全ての衣装で撮影をしたい、ロケーション撮影もしたい。でも式場のチャペルは外部カメラマンが撮影できない。だから、当日撮影で写真を残す。という方法です。
最初の「全ての衣装を別撮りする」と、実質的な金額差は2万程度からです。
一般的に当日撮りは「写真代」しか必要がないからです。
よくあるのが「六つ切写真1ポーズ」と呼ばれるサイズの写真です。
これは台紙に写真が1枚付いてますよ。ってことなんですね。
数枚欲しい場合の料金は、式場によって変わりますが、1カット5000円〜1万円が一つの目安になります。
何枚撮影するかは新郎新婦のお好みになります。
まとめ
今回は「和装の前撮りしたいけど、高いからどうしよう?」と思われていた新郎新婦さんに「実はこんな選択肢があるんです」いうお話でした。
そのまま20万払って撮影することも一つの方法ですが、それ以外にも色んな選択肢があるのです。
まとめますと、
・和装だけフォト婚プランのあるスタジオで別撮りすると3〜5万円で済む。
・和装だけロケーション撮影して、残りは式場で前撮りする。
・全ての衣装を別撮りする。
・式場のドレスと和装だけフォトプランで借りて別撮りする。
・和装だけ別撮りして当日撮りすると一番安い。
・全ての衣装を別撮りして当日撮りでチャペルの写真を残す。
という方法があります。
あなたの優先順位と照らし合わせてみると、2つくらいに絞ることができませんか?
あとは夫婦二人で話し合って、実際に候補に上がった方法(別撮りならスタジオへ行く)をお二人が「うん、こうしよう!」と納得されてから選ぶ。ということがとても重要です。
結婚式はお二人にとって初めてのことだと思います。
決して「勢いや雰囲気」だけで決めないでくださいね。そうやって、決めて後悔した花嫁さんたちを実際にたくさん見てきたからなんです。
ぜひ、思い描いていた前撮りを、心置き無く楽しんでください。
最後までご覧いただきありがとうございました☆
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