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《結婚式の写真》後悔しないカット数の選び方を伝授します!

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結婚式は、一瞬一瞬が忘れられないシーンに。

だからこそ、その瞬間を一生の宝物として残しておくべく!多くのカップルは、結婚式の写真を注文するわけですが……。

いくつもあるスナップアルバムのプラン。

決して安い買い物ではないので慎重に、でも後悔のないように選びたいですよね。

そこで今回ご紹介したいのが、結婚式の写真プランを選ぶときの大切な判断基準ともなる『カット数』についてのギモン。

カット数ってなに?」な基本から、目的に合わせたカット数の選び方、先輩カップルの平均カット数、式場や外注によるカット数の違いなどについて解説していきます。

結婚式写真のプランに書かれているカット数って?

結婚式スナップ写真

スナップアルバムのプランを見てみると必ずと言っていいほど記載されているのが「カット数 ○○」という文字。

そもそもこの「カット数」とは何を意味しているのでしょうか……。

解説していきましょう!

「カット数」は手元に届く写真データの枚数のこと

スナップアルバムのリストに記載されている「カット数」とは、結婚式の時に撮影する写真の枚数ではなく、新郎新婦おふたりの手元に届くデータの枚数のこと。

例えば、あなたが結婚式の写真プランの中から「カット数300枚」のプランを選んだとします。

そうするとカメラマンは、結婚式当日必ず300枚以上の写真を撮影。

実際撮影する写真枚数はカメラマンによって、また当日の状況によって違っているのですが、中には約束カット数の倍以上撮影するカメラマンも。

結婚式で撮影された写真は、一旦カメラマンが画像処理をします。

色の補正をしたり、影の調整をしたりなどですね。

携帯のカメラ機能にも、画像処理ができるようになっていますが、もっと繊細な調整をプロの技術で施しているとイメージしてみると分かりやすいかもしれません。

更にたくさん撮影した写真の中から、目つぶりや動いてブレてしまっている写真なども取り除かれます。

こうして厳選され、処理された写真が手元に届きます。

この写真の枚数のことを「カット数」といいます。

結婚式写真のカット数は多ければいい?

スナップアルバムのプラン一覧を見てみると、値段が上がるほどカット数も多くなっていると思います。

となると……。

単純に「カット数が多いほど、良いのか?」というギモンが湧いてきませんか?

カメラマンがおさえるシーンは大きく2パターン

結婚式の日、カメラマンが撮影するのは「必ず撮るべきシーン」と、“お!この表情いい!”など「偶発的におさえるシーン」の2種類あります。

必ず撮るべきシーンとは、例えば「乾杯の瞬間」や「新郎新婦が乾杯グラスを傾けあってるシーン

また、「ケーキカット」など演出のシーンですね。

この1シーンの中でも連写をしたり、素早く場所を変えて角度違いの写真を撮ります。

さらにカメラマンは、必ず撮るべきシーンを撮影する合間にも会場内を動き回り、新郎新婦おふたりはもちろん、ゲストや結婚式で使用しているアイテムなどずっと撮影のチャンスをうかがっています。

結婚式に関わるスタッフの中で、一番多く動いでいるのはカメラマンと言っても過言ではないかもしれません。

その中で「いい表情してる!」「光の差し具合が絶妙!」なシーンを撮影し続けているわけです。

このように、カメラマンは結婚式当日「必ず撮影すべきシーン」と「偶発的におさえるシーン」の大きく2パターンの写真を撮影すべく動いています。

「200カット」と「500カット」選ぶ基準

カット数を選ぶときには、目安として200カット500カットの違いを知っておくと選びやすくなります。

カメラマンは「アルバムのページ数」によってカット数が異なるので、あらかじめ撮影する枚数を決めていることもあります。

ただし、多ければ良い・・ということでもないので、どんな違いがあるのかをお伝えしたいと思います。

「必ず撮影すべきシーン」が欲しい場合は200カット

写真に強いこだわりがあるわけではなく「当日の流れがわかるような写真を残しておきたい」そんなあなたにはおすすめのボリュームが200カット程度。

必要最小限抑えてくれているので、あとで写真を選ぶときにもスムーズです。

一般的な式場では200カットは普通です。

というのも実は、30Pのアルバムを選んば場合、使用できる写真の枚数は50〜70枚になるからです。

ということは、せっかく撮影しても「新郎新婦は見ることができない写真」が増えることになるんですね。

データがもらえるのか?購入なのかなど、詳細を確認して見ましょう。

「必ず撮影すべきシーン+偶発的なシーン」の両方は500カット

全体の流れはもちろん、ゲストの様々な表情もふくまれているのが500カット程度。

新郎新婦がお色直しで退席中のゲストの様子や、ウェルカムパーティーで過ごす様子など、結婚式当日自分たちが見ることができなかった光景も抑えてくれているであろうカット数です。

ちなみに500を超えるカット数となると、撮影シーンのバリエーションが増えるのではなく、1シーンごとの連写写真が多くなる可能性があります。

同じシーンでもいろんな表情の写真を多く手元に残しておきたい!」そんなあなたには、500カット以上がおすすめです。

写真のカット数は結婚式場やカメラマンによって違う

結婚式スナップ写真|花嫁

結婚式の写真を注文する際の選択肢は2つ。

式場提携のカメラマンにお願いする方法と、外注カメラマンにお願いする方法です。

※外注カメラマンとは、お二人が契約している式場と提携していない外部カメラマンのこと。

カット数にはそれぞれ特徴があるので、詳しく解説していきましょう!

結婚式の写真を頼んだ先輩カップルの平均カット数

ゼクシィトレンド調査ブライダル総研のデータ(出典元:ゼクシィトレンド調査2018より)

ゼクシィ結婚トレンド調査では、先輩カップルが頼んだ平均カット数や、スナップアルバムの相場が紹介されています。

先輩カップルのスナップアルバムとカット数の平均

ゼクシィトレンド調査2018によると、先輩カップルが式場に支払ったスナップアルバムの平均価格は22万円とのこと。

また同データでは平均カット数459カットとなっているので、おおよそのカット数と予算目安が分かりますね。

ただし、スナップアルバムのプランは式場によって違いもあります。

一部式場ではアルバムはなく「データのみ」のプランを展開しているところも。

プランの内容をじっくりチェックし、予算とのバランスも考えながら選ぶようにしましょう。

プランの内容をじっくり見ておかないと……

注意しておきたいのが、必ずしも「スナップアルバム代」のなかに「データ代」が含まれているとは限らないこと。

最低価格のプランは「挙式のみ撮影。アルバムのみ」となっていて、よく見てみると「カット数」の記載がない場合があります。

アルバムを頼んだら、データはもらえるよね!」が当然ではないことを知っておきましょう。

データはオプション扱いとなっているため「データが欲しい場合には、追加で¥30,000です」なんてことも普通にあります。

外注カメラマンにスナップ写真をお願いした場合

写真の予算を少しでも抑えたい場合におすすめなのが、カメラマンを外注して持ち込みむ方法です。

一般的には「写真の枚数」や「細かな要望」が通りやすい外部カメラマン・フリーランスのカメラマンもいます。

式場が提供している内容は違うメリットがあるという場合もあります。

ただし、メリットもデメリットも当然ありますので、あなたの場合はどうなのか?という部分を、しっかり把握することがとっても大事です!

カメラマンの外注は選択肢が広がる

式場提携のカメラマンとは違い、自分で探すことができる外注のカメラマン

確かに“自分で探さなくてはいけない”という手間はあるけれど、自分好みのセンスを持つカメラマンや予算に合わせて選ぶことができるので、選択肢はかなり広くなります。

もちろんカット数カメラマンによって違っていますが、式場カメラマンとの大きな違いは相対的にカット数が多い傾向に。

またプランにはないけれど「どうしても写真にこだわりがあるからカット数は多めに欲しい」なんて希望にも柔軟に対応してくれるカメラマンもいます。

予算、写真のセンス、プランなど自由度が高い外注のカメラマンは「結婚式は写真にこだわりたい!」な方には是非をおすすめします。

外注を決める前に必ず「持ち込み料」の確認

ただし、外注のカメラマンを決める前には、必ず式場に「持ち込み料」の有無を確認するようにしましょう。

持ち込み料」とは、式場提携のスタッフやアイテム以外を外部から持ち込む際に発生する料金のこと。

「費用を抑えることが出来るから!」「カット数も多く撮ってくれるし!」との理由で選んでも「高額な持ち込み料を払ったら、結局高くついてしまった……」なんてことになってしまっては本末転倒。

また式場の中には「カメラマンの持ち込みは禁止」となっているところもあるので要注意です!

必ず、先に式場に「持ち込み料の金額」「持ち込みの可否」確認してから外注カメラマンを注文するようにしましょう。

実際にあった失敗例

ある新郎新婦さんから「結婚式の撮影をして欲しい」という依頼がありました。ご本人は写真の好みやセンスが好きで「もともと頼もうと決めていたカメラマン」だったようです。

ところが、式場に外部カメラマンを持ち込みできるか確認していないまま問合せや依頼をしてしまいました。

案の定、式場からは「持ち込み禁止」という契約条件。

前からずっと決めていたカメラマンへの想いが崩れたエピソード。

こうならないためにも、とって欲しいカメラマンがいるなら式場を決める前、契約前に必ず相談することがとてもとても重要です。

まとめ

結婚式写真のカット数について、「カット数」の意味や選ぶときのカット数の目安をご紹介させていただきました。

カット数とは、カメラマンが撮影した写真の中から厳選され手元に届く写真データ数のこと。

注文したカット数によって撮影してくれる内容が変わってくるので、予算や写真へのこだわりに合わせて選ぶことがポイントに。

カット数をより多くお手ごろ価格で手に入れたいなら外注カメラマンもおすすめ。

持ち込み料や、持ち込みの可否を確認したうえで外注カメラマンを探すようにしましょう。

結婚式の写真は、夫婦にとって一生の宝物になるもの。だから後悔のないように選んでくださいね。

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