こんにちは、アベニールの山﨑です。
今日は「式場の衣装で別撮りしたい時に必要な持ち出し料って知ってますか?」というお話です。
持ち込み料は聞いたことあるけど、持ち出し料ってなに?
そう思われる新郎新婦さんも多いと思います。
今回は「前撮りを式場ではなく、別撮りするフォトスタジオへ式場衣装で撮る為の方法」です。
■ CONTENTS
式場の衣装で別撮りするとき
全ての式場ではないのですが、一部の式場では前撮りする時にこういうシステムがあります。
それは「式場のドレスで前撮りを別の会社で行う」ということができる式場もあります。
これってどういうことかと申しますと、
例えば、式場の前撮りに時間制限があったとしましょう。
前撮りの撮影時間
でも、新郎新婦さんであるお二人は「夕日」の前撮り撮影を行いたい・・。
時間を考えても、物理的に無理ですね。
この場合、式場のドレスをレンタルしつつ、式場提携フォトスタジオではない会社やフォトグラファーに前撮り撮影(夕日の撮影も含めた)を依頼するという手段もあります。
式場の定休日をチェック
式場さんも定休日がある会社もあります。ということは、式場に誰もいないということになります。
式場の定休日とお二人の休みが重なってしまった場合、定休日でも対応してくれるか?という部分がとても重要です。
もし、会社(式場側)としてセキュリティ面の問題で対応ができない。という場合、お二人は式場で前撮りができないことになります。
そんな場合、式場の衣装を持って、別のフォトスタジオ(前撮りを行なっている会社やフォトグラファー)で前撮りを行うことができる場合があります。
※式場が定休日でも前撮り撮影できる式場もあります。また、普通に式場衣装で別撮りできる式場もあります。
衣装の持ち出し料とは?
先ほど、式場の衣装を持ち出す。と書きましたが、「持ち込み料」ではなく「持ち出し料」
要するに、式場以外のカメラマン・フォトスタジオで前撮りをする場合に「衣装のクリーニング代」「前撮り衣装代」として、持ち出し料を払えば別の会社で撮影しても大丈夫ですよ。
ということなんです。
衣装のクリーニングに関しては、別撮りできる会社やドレスショップでも同様にクリーニング代が必要な場合もあります。(必要ないドレスショップもあります)
衣装の持ち出し料は1着1万円〜3万円、もしくは一律〇〇万円。というシステムが多いです。
別撮りの費用を考える
ここで悩まれる新郎新婦さんもいらっしゃいます。
それは、式場衣装は持ち出しすることもできるが費用も若干かかる。
そして「別撮りする会社の撮影プランが衣装代も込み」な場合です。
費用的なことだけを考えると、衣装を持っていっても料金が変わらないのであれば、前撮りプランに入っている衣装で前撮りする方が総額では軍配が上がります。
ただし、前撮り写真は一生残るものです。
やっぱり式場衣装の方がよかった・・。と、後になって後悔したくないですよね?
式場前撮りと別撮りの考え方
前撮りの衣装だけで色んな選択肢があることになりますよね。
では、お二人の場合はどのような選択がベストなのかご紹介します。
※時間制限や定休日などの理由で式場が対応できないという前提です。
別撮りして「衣装代込みのプラン」を選ぶ
この場合のポイントとなるのは、前撮りと結婚式当日の衣装が変わる。ということです。
そのことから、以下のような優先順位がある方にはおすすめな選択肢だと思います。
・式場の衣装で撮るよりも費用を優先したい。
・式場の衣装で必ず前撮りしたいとは思っていない。
・そもそも別の衣装や色んなドレスを着てみたいと思っている。
このような理由が当てはまる方は上記の衣装付きプランを選ばれると満足されると思います。色んな衣装を着てみたいという花嫁さんにとってはメリットしかないですよね。
式場の衣装で前撮りして費用を抑える
この場合、式場でレンタルする衣装を着て前撮りすることが優先的な方です。
でも、できるだけ費用は抑えたい。という場合は以下のような方法があります。
・衣装を持っていれば撮影費だけで済むフォトスタジオを選ぶ。
・フリーランスのフォトグラファーに依頼する。
要するに「自分が選んだ好きな衣装で写真を撮りたい」「好みの写真を撮影してくれるカメラマンを選びたい」ということを優先される新郎新婦さんが当てはまります。
持ち出し料が必要になったとしても、比較的安価なフォトグラファーもいますし、他の商品と同時に申し込むことで「値引き」してくれる業者もあります。
せっかく好きな衣装を選んだからキレイに撮りたい、夕日の写真を幻想的に残したい。というように、「前撮り写真のクオリティ」も重視したい方は有効な選択肢です。
まとめ
前撮り撮影に思い入れのある花嫁さんにとって一生の思い出になると思います。
だからこそ妥協したくない・・でも費用も気になる。
というのが本音かと思います。
前撮り費用だけでなく、結婚式の費用は総額で考えることがとても重要です。
持ち出し費用がかかったとしても、結果的に自分たちのやりたいことが叶う+終わってみると節約にもつながった。というケースは多いです。
大事なのは、前撮りの費用だけ考えて判断するのではなく、別の部分で節約できる手段に目を向けてみる。ということです。
意外と別撮りするフォトスタジオやブライダル業者の中で解決策や代用できるアイテムなどを利用できることもあります。
結婚式に関わることはプロに聞いたほうが色んな情報を持っていることも少なくありません。
言い方を変えると「うまく利用する」ということですね。
色んな情報が世の中には溢れていますが、自分たちの結婚式の場合で置き換えることが必要になってきます。
あと、意外とプランナーさんに相談してみると「コソッと教えてくれる」ということもあるようです。(これはプランナーさんによって違いますが・・)
要するに、新郎新婦である「あなた」のことを優先して考えてくれるプロフェッショナルを見つけるのも解決策が生まれることもあるんです。
前撮り写真はずっと残るものになりますので、一生の思い出と幸せな二人の写真を残してくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました☆