今回ご紹介する和装の前撮りスポットは、熊本市南区にある『河尻神宮』。
豊かな緑と御神木に見守られる河尻神宮ですが、秋の大祭の際には地元の方々をはじめ多くの人で賑わう一方、普段の境内は静寂で神聖な雰囲気に包まれている場所。
境内は、宮司さんの手により端々まで手入れが行き届き、非常に美しい神社です。
河尻神宮では、神前式を行うこともできます。
和装の前撮りフォトをはじめ、伝統のある神前式を希望する新郎新婦さまにも河尻神宮は、ぜひ知っておいて欲しい場所!
そんな『河尻神宮』について、詳しくご紹介します!
■ CONTENTS
熊本県和装前撮りスポット『河尻神宮』とは
河尻神宮の創建は、建久8年(1197年)。
河尻三郎源実明が、鎌倉の鶴岡八幡宮の御分霊を勧請したのがはじまりと言われています。
一般的には“河尻神宮”として知られていますが、昔は若宮五社大明神の名称だったことから、地元の人たちには“若宮さん”の愛称で親しまれています。
普段は、静寂な雰囲気に包まれる河尻神宮ですが、毎年10月に行われる“河尻神宮秋季大祭”では、地元の方をはじめ、多くの観光客で賑わいます。
翌年の五穀豊穣を願って行われる秋季大祭は、氏子が馬のたてがみを掴んで参道を駆け抜ける「下がり馬」や「流鏑馬(やぶさめ)」など、人馬一体となって披露される伝統行事でお祭りの盛り上がりはピークに!
また境内には、樹齢800年と言われる柊の御神木があり、長寿や魔よけのご利益があるといわれているパワースポットです。
御神木は、平成3年の台風19号で半分に折れるまで、日本一と称されるほどの高さを誇っていたとか。
毎年11月ごろになると柊の花が咲き、境内は優しい香りに包まれます。
河尻神宮が前撮りにおすすめな理由
駅からも徒歩10分程度の立地にある、河尻神宮。
河尻神宮の周辺には、歴史を感じさせるような風情ある街並みが広がっています。
穏やかさと厳粛な空気に包まれた河尻神宮ですが、和装の前撮りスポットとしてもおすすめの理由をご紹介します!
神前式も行うことができる
河尻神宮は、神前式も執りおこなうことができる神社です。
この数年、結婚式のスタイルは多角化し、全体的にはカジュアルダウンする傾向にあります。
にもかかわらず、改めて人気になりつつある和婚。
日本古来より受け継がれる伝統の婚礼儀式、そして雅やかな和装は今も昔も変わらず花嫁さまにとっては憧れ。
挙式は伝統を守る神前式で家族の絆を紡ぎ……。
そして神前式後の食事会や披露宴は、イメージを一新してカジュアルな食事会やアットホームな披露宴と、メリハリのあるウェディングスタイルをご希望される新郎新婦さまも多数おられます。
河尻神宮は、神前式も受けているので、神社内には花嫁さまのお支度部屋も備えられています。
こちらのお部屋は前撮りでもお借りできるので、お支度やへチェンジ場所として使わせていただくことも可能。
また河尻神宮で、神前式を予定なさっているカップルにも、同じ場所で事前に撮影する前撮りはおすすめです。
結婚式当日、1日のタイムスケジュールは分単位で設定されています。
そのため境内の好きなスポットや、「今、日の差し具合がいいから、ここで撮りましょう!」という撮影の余裕はそこまでありません。
時間にかなり余裕のある前撮りなら、和装フォトに使える扇子ブーケや、ガーランド、フォトプロップスを使って、思い思いの写真を残すことができますよ!
宮司さんのお人柄が良い
写真には直接写ることはないけれど、前撮りスポットを提供してくださる場所の協力体制は、より良い写真撮影をするためにとても重要です。
前撮りをすすんで受け入れてくださる撮影スポットは、新郎新婦おふたりだけではなく、カメラマンや同行スタッフに強い味方となるわけです。
神社での前撮り撮影であれば、やはり神社を執りまとめる宮司さんのご理解は大きいもの……。
その点、河尻神宮の宮司さんのお人柄はとてもハートフルで、前撮り撮影も快く受け入れてくださいます。
河尻神宮はロケーションや設備面だけではなく、宮司さんをはじめ神社関係者の方々にも支えられる撮影スポットです。
「恥ずかしがり屋」なあなたに朗報
秋の大祭の時には、多くの人で賑わう河尻神宮。
ですが、普段は静寂な雰囲気に包まれており、とても穏やかな神社です。
前撮りでロケーション撮影に出ると、人が多数いるような場所は、どうしても撮影するタイミングがずれてしまったり……。
「ふたりだけの空間」という非日常なロケーションを作るのが難しい場合があります。
それに和装という特別な衣装をまとっての撮影は、一般の方々からは注目の的に。
海外からの観光客が来られる観光スポットでの前撮りでは「記念に撮影を」と声を掛けられることもしばしば。
祝福の声が嬉しい反面、あまりにも人が多い撮影スポットでは「みんなから見られるから緊張してうまく笑えない……」なんてことも。
その点、河尻神宮は普段穏やかな空間でもあるので、知らない人たちからの視線を気にすることもなくリラックスした雰囲気で撮影が可能です。
手作りの和装フォトアイテムを使って思い思いのポーズを楽しんだり、自然な笑顔を作り出すことができます。
「前撮りでロケーション撮影をしたいけど、人から見られるのはちょっと……」なあなたにおすすめの撮影スポットです!
まとめ
和装前撮り撮影スポットとしておすすめの『河尻神宮』についてご紹介させていただきました。
河尻神宮は、建久8年(1197年)に創建された神前式も行うことができる神社。
毎年秋には秋季大祭が行われ多くの人で賑わう場所です。
魔よけと長寿のご利益があると言われる、樹齢800年の御神木が、前撮りを楽しむ新郎新婦さまを見守ってくれますよ。
ハートフルな宮司さまや神社関係者の方々のご理解もいただけ、リラックスした雰囲気で前撮りフォトを楽しめる撮影スポットです。
人が行き交う喧騒もなく、ゆったりした空間で自分たちらしい撮影を行うこともできます。
和装の前撮りスポットを探している新郎新婦さま。
ぜひ、河尻神宮にもご注目ください!